精霊魔法と学園LOVE.STORY Ⅳ

〜王都への道〜

第四話 召喚士とファースト

老人 くくっ。ふっ!アゼル お、老人さん。 無事でしたか?老人 悪いな…… 女達は預かった!レオン なんだと!?アゼル どういうことだ!ミスト えぇー!?老人 君たちには勝てるとは思わない。 だからこいつを用意した!ドラゴン ギャァァァァオ!アゼル 小…

第三話 帝国兵

アゼル 何とか無事に済んだな。 少し死にかけたけど……レオン 少しじゃねぇだろ、ったく。 無茶しやがって。ミスト そうだよ! 心配だったんだからね…。レイナ アゼルさいてー。アゼル ごめんごめん! でもこれが良かっただろ?アイナ 最善策かもしれないけど…

第二話 銃と魔法の戦

アゼル まぁ大丈夫だと思うが、 モンスターや集落の人間には要注意だな。ミスト あそこにもいるの??アゼル 国境を超えることになるからな。 どんなやつがいるかわからないし。ミスト うーん。 そこはレオンくんに戦ってもらったら?アゼル レオン1人では…

第一話 強制免許合宿

今ここに…。 新たなストーリーが開戦される。俺達の高校生活には続きがあった。それは…。例の蔓草研究所を破壊した。 その後の別ルート開幕。馬鹿でちょっぴりファンタジーな世界を書いた、 「精学」をとくとご覧ください。初めて見る方も、 原作をお読みにな…

第一話 精霊魔法士

第一話 〜精霊魔法士〜俺はベッドから目覚める。アゼル ん…朝か。俺の名前はアゼル。 普通の高校二年生だ。 だが、 転校しまくっているから友達も少ない。 今日から新しい 青洋学園に登校するところだ。アゼル よし、準備して学園へ行くか。俺はゆっくりと準…

第二話 転校生

第二話 〜転校生〜俺は教室の外で待たされていた。 すると先生から声がかかる。先生 じゃ、入っておいで! アゼル はい。先生 今日から新しい友達がきましたー! みんな仲良くしてあげてね!アゼル アゼルです。 えーと、よろしくです。男子生徒A なんかサッ…

第三話 蔓草研究所

第三話 〜蔓草研究所〜………。ミスト う、うーん…ここは?辺りを見渡すと、壁は鉄で覆われており、 私が寝ている布団とボロい机が真ん中にあり、 それ以外何もない部屋だった。ミスト なんだか監獄みたい…。 今なら監視の人かもいないし…。 携帯で連絡とれるか…

第四話 理事長確保

第四話 〜理事長確保〜 すると、レオンから声をかけられる。レオン なぁ、アゼル。アゼル なんだ?レオン いや、何かこれでよかったのかなって。アゼル あぁ、大丈夫だろ。 これからは新しい理事長が来るし、 校長だって新しく来るらしいし。レオン ならいい…

第五話 刑事達

第五話 〜刑事達〜刑事 まず一つ目なんだけどな。 理事長は学園で何をしていた?アゼル ほとんど学園には顔を出さず、 ずっと研究所に入ってたと思われます。刑事 そうか、君は転校生だったな? なのに、どうしてあそこにいるとわかったんだ?アゼル 一度あ…

第六話 RPG世界の人と対面

第六話 〜RPG世界の人と対面〜 朝、自室の窓から照りつける朝日。 俺は目覚ましの音で目が覚める。アゼル うーん。まだ眠い…。 できればもう少し…。ぐぅ。理事長の事件から2週間が経った日。 学園に転校生が来たとの噂が入った。 もちろんレイナの情報だが…

第七話 伝説の属性精霊魔法

第七話 〜伝説の属性精霊魔法〜そして放課後…。 俺は相変わらず帰宅部なので、 そのまま帰る準備をする。アゼル あー。 授業疲れるぜ…まったく。そして、椅子から立ち上がり、 扉の方向へ向かう。アザク おい、待てよ…やはり話しかけてきたか… 面倒な事にな…

第八話 サツキの思い

第八話 〜サツキの思い〜 サツキ ねぇ、お兄ちゃん。レオン ん?どうした?サツキ 思うんだけど、 アゼル先輩が使う精霊魔法を、 国家の為に役に立たないかな?レオン いい考えかもしれないけど、 アゼルと会えなくなってしまうぞ?サツキ え、どうして?レ…

第九話 購買部

第九話 〜購買部〜 俺は教室に着いたので辺りを見渡す。 まだ教室は静かだった。その中にいる見知った顔に挨拶する。アゼル おはよう。レオン。レオン おー、おはよう。アゼル 今日はバイクか?レオン まぁな。 それより、ミストが机に...。アゼル あぁ...。…

第十話 風の精霊

第十話 〜風の精霊〜 俺とミストは他愛もない話しをしながら 屋上にやってきた。ここは生徒に人気があり、 多くの人数が地面に座ってお弁当を広げていた。 その中で端の方が空いていたので、 俺たちはそこに腰をおろした。 ミスト 結構人多いね…。 やっぱり…

第十一話 恋心

第十一話 〜恋心〜 俺は家でミストを待っている。 私服に着替え、そのままリビングで寛ぐ。アゼル そろそろかな。俺は玄関に行く。 倉庫から自転車を引っ張り出すために 早めに外に出る。だが、既にミストは俺の家の前に来ていた。ミスト やっほー! アゼル…

第十二話 世代交代

第十二話 〜世代交代〜 蔓草研究所の事件から約8年後。 俺達は学園を卒業し、 無事に仕事に付き始めた頃だった…。アゼル ミスト! 大丈夫か!しっかりしろ!ミスト うぅ…産まれそうなの…。アゼル な、なんだと!? よし、わかった!俺は急いで彼女を抱き抱え…

第十三話 過去と未来

第十三話 〜過去と未来〜 アゼル 大丈夫か、ミオ!ジーバイダ とりあえず家に運んでやろう!アゼル そうですね!俺はミオを抱え込むと ジーバイダさんに誘導されながら 畳に布団が敷かれている場所に そっとミオを下ろした。ジーバイダ しばらく休ませてあげ…

第十四話 次元の狭間

第十四話 〜次元の狭間〜アゼル それはな…俺の息子だからだ。ズターズ 何?息子だと? この雲の渦は精霊の力でできているんだ。 だからスピリットファントムマスター以外は 巻き込まないはずだが。ライザ 僕だって精霊魔法使えるからね!アゼル 親子の力を見…

第十五話 神龍

第十五話 〜神龍〜アゼル あぁ… なんでこんなに暑いんだ…。レオン 仕方ないだろう、海の近くなんだからよ。レイナ そういえば青洋学園の近くに海なかったからね。アゼル そうだったっけ? まぁ、なかった事にしよう。レイナ 確かそうだった気が…!アゼル い…

第十六話 魔王討伐

第十六話 〜魔王討伐〜アゼル 戦うのは俺とアザクさんでいいな。俺は不安だったので、 皆に聞いてみる。アザク 俺は問題ねぇ。ミスト 気をつけてね…!俺の妻、 ミストが心配そうな顔で様子を伺ってきた。 当然、俺は心配ないと返す。アザク 行こうぜ。 この…

最終話 精霊コア

最終話〜精霊コア〜 校長 ヘッ、手モ足モ出ナイカ。 ナラバコチラカラ行クトシヨウカ!ズターズ アゼル!避けろー!俺にはそんな余裕がなかった。 避けるだとと…。そして簡単に校長の攻撃が俺に襲い掛かる。アゼル ぐっ…はっ…。ズターズ だめだ…。 もう…勝て…

第一話 新たなる学園生活

第一話 新たなる学園生活 あの物語は…。まだ終わってはいなかった。父さんが残した精霊魔法の力。 母さんが残した絶対防御の力。これらを持ち合わせている俺。そう。これからは…。この俺が主人公だ! ……で。 俺はライザ。 今は高校2年生となり、 普通…ではな…

第二話 見慣れた教室と魔法練習

第二話 見慣れた教室で魔法練習さっきの場所から離れた場所にある、 2ーBのクラスが俺の通う教室だ。ライザ やっぱり変わらないな…。俺はそのまま教室に入り、 席を確認する。 ん、どうやら窓際の一番後ろみたいだ。ライザ 窓際の一番後ろみたいだけど、 レ…

第三話 保健室での出来事

第三話 保健室での出来事ライザ えっと…。 どうしましたか…???? 先生を呼んできてほしいの…。ロオン それなら俺が行こう。ライザ あ…ロオン! って早いな…。さすが神速の剣士と言われた男だな。 逃げ足も速いとは…。??? あのね。 私はアリスだよ。 闇…

第四話 初めての戦闘

第四話 初めての戦闘ライザ は?いきなりどうしたんですか…?警備員 校門からいきなりゾンビ達が現れて…。 総合魔法者10位以内の子達が対処してるが、 追いつかないんだ!!レイカ え、怖いよ…。ライザ …。 わかりました。 レイカはここにいろよ!!俺は一気…

第五話 〜黒き分身〜

第五話 黒き分身だが、その珠は七色に輝きながら、 人型へと形が変わっていった。ライザ なっ…!?レイカ や、やっぱり…! その珠は…一体どこから…。ロオン 説明してくれよ、レイカさん…。レイカ あ、ごめんね!! 簡単に言えば、自分が分身するアイテムなの…

第六話 暗黒者の復活

第六話 暗黒者の復活ライザ ここか…。蔓草の遺跡。 やはりここに何かあったのだ。レイカ な、何か凄い力が感じる…!ライザ あぁ…って…ロオン!!扉の横の壁に寄りかかり、 ぐったりしているロオンを発見した。ライザ レイカ!回復を!レイカ う、うん! まか…

第七話 最強最悪の精霊魔法者

第七話 最強最悪の精霊魔法者ライザ あ、あれは! 父さん!?ブラックアゼル おい、クソガキ。 痛い目に合いたくなければ大人しくしてろ。ライザ く…やるしかないのか…!ブラックライザ ちっ…!〜戦闘開始〜ライザ HP550 SP170 ☆岩・闇 ブラックライザ HP540…

第八話 歴代戦士の見極め

第八話 歴代戦士の見極め …朝6時頃…。 アゼル こんなにボロボロになっちまって…。 助けに行けなくてごめんな。 これもお前の試練なのかもしれないな。久しぶりだな、みんな。 俺は少し旅に出ていたが、 その目的のものが、 母校にあるとは思わなかったぜ。ア…

第九話 十の試練

第九話 十の試練ライザ んー…。俺は重い瞼を開けて無理やり起き上がる。ブラックライザ おう、起きたか。 あれを見てみろよ。ライザ な、なんだ…?光で眩しい窓の外を見る。 その光景を見て、俺は唖然としてしまった。ブラックライザ 奴の仕業に違いないぞ!…